【NTT寡占/アドレス枯渇/回線速度低下】ネット回線の3つの問題と解決した方法を解説!【光コラボ/v6プラス】

【NTT寡占/アドレス枯渇/回線速度低下】ネット回線の3つの問題と解決した方法を解説!【光コラボ/v6プラス】

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NGNとフレッツ光・光コラボレーションモデル

 

世界で言われている標準的な意味とは異なりますが、日本ではNTT東日本/NTT西日本が整備した光ファイバー網のことをNGNと言います。

 

 

日本で使われている多くの光回線は、このNGNを使っています。

 

フレッツ光、ドコモ光、ソフトバンク光、ビッグローブ光、OCN光などなどですね。

 

 

結局NGNを使っているってことは、NTT東西の回線を使ってNTT東西が運営しているか、もしくはNTT東西の回線を借りて他の会社が運営している光回線ってことなんですね。

 

 

NTT東西の回線を使ってNTT東西が運営している光回線=フレッツ光

 

NTT東西の回線を借りて他の会社が運営している光回線=光コラボレーションモデル

 

 

です。

 

 

インターネット回線の問題と解決策

 

ネットワーク業界では数年前(十数年前?)から、インターネット回線の利用者増加による混雑が問題になっていました。

 

それと同時に、インターネット回線事業のNTTの寡占の問題や、IPv4アドレスの枯渇によるIPv6への移行問題などもあり、課題が山積み状態でした。

 

 

それらの問題は、まだまだ解決できていない部分も多いのですが、いくつかの解決策はできてきています。

 

 

光回線のNTT寡占の解決策=光コラボレーションモデル

 

問題の1つ、光回線のNTT寡占への解決策が、先ほどちらっと出て来た「光コラボレーションモデル」です。

 

 

光回線事業に参入するには、光ファイバーケーブルを地中に敷設して、光回線用の設備を導入して・・・とかなりの資金と時間などがかかります。

 

そのため、新規参入できる事業者がほとんどおらず、その結果、NTTの寡占状態が長く続いていました。

 

 

そこで、NTTが敷設した光ファイバーケーブルを、他の企業にも卸すことができるように制度を変えて始まったのが「光コラボレーションモデル」です。

 

近年は「電力自由化」や「ガス自由化」なども行われていますが、それに先駆けて行われた「光回線自由化」とでもいえるものが光コラボレーションモデルです。

 

 

光コラボレーションモデルを使えば、すでに敷設済みのNTTの光ファイバーや設備を借りることで、これまでより格段に簡単に光回線サービスを始めることができます。

 

そうして、ドコモ光やソフトバンク光、OCN光などの光回線サービスが提供されるようになったわけです。

 

しかも競争が起こり、NTTの寡占状態だった一昔前よりも、料金が安くなったりサービスが充実し、ユーザーにとっても嬉しい変化が起きています。

 

 

IPv6への移行はゆっくり進行中

 

IPv4アドレスはすでに新規割り当てを終了しており、ISPが持っているアドレスを配布し終えたら、ユーザーがIPv4アドレスをもらうことができなくなってしまう段階まできています。

 

しかし、IPv6への移行も進行中で、現在はIPv4とIPv6の両方が使える状態です。

 

 

ただ、IPv6でインターネットを利用するには、ユーザー側がIPv6に対応すると同時に、インターネットサイト側もIPv6対応していないといけないため、現在のところIPv6でのインターネット接続を使う機会はあまりありません。

 

いずれは完全にIPv6のみを使う形になるでしょうが、そこまでいくにはまだまだ時間がかかりそうです。

 

 

ネット回線が混雑する原因と解決策=v6プラス

 

ユーザーにとっての一番の問題は、やはり「回線の混雑」、そして「混雑による速度低下」でしょう。

 

 

回線が混雑する原因、そして混雑のせいで速度が低下する原因は1つではなく、複数の要因がありますが、ネットワークの現場でよく言われているのが「NGNとISPの接続点へのアクセス集中」です。

 

 

私達ユーザーが自宅や職場からインターネットにアクセスするときは、

 

自宅⇒NGN⇒ISP(プロバイダー)⇒インターネット

 

というルートを通ります。

 

 

このNGN⇒ISP(プロバイダー)の接続点が狭く、ボトルネックになってしまうことが多いようです。

 

もちろん接続点にあたる設備を増強すれば、ある程度は混雑を解消できるのですが、それも追いつかない状態のようです。

 

 

そこで、じゃあ詰まっちゃってる「NGNとISPの接続点」を迂回してインターネットに接続しちゃえ、ということで新しい仕組みができました。

 

 

それがv6プラスです。

 

 

正確に言うと、v6プラスだけじゃなくて、transixとか色々なサービスがありますが、ここでは代表してv6プラスを紹介したいと思います。

 

 

v6プラスは名前の通り、IPv6を使ってインターネット接続が出来るサービスです。

 

ただ、IPv6しか使えないと、先述のようにIPv6対応しているごくごく限られたサイトにしか接続できないため、IPv4も使えます。

 

 

でもIPv4もIPv6も使えるのって、v6プラスに限ったサービスではなく、既存のISPのサービスでもほとんどが同じです。

 

 

じゃあv6プラスのメリットって何なのか?というと、

 

ISPを通らずに、VNEという事業者を通ってインターネットに接続できるという点です。

 

 

これまでの混雑、回線速度の低下の原因となっていた「NGNとISPの接続点」を通らずにインターネットに接続できるため、結果的に回線速度の向上が見込めます。

 

で、実際の計測結果として回線速度が改善された、速くなったことが確認できています。

 

 

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引用:http://gmobb.jp/service/docomohikari/

 

 

半年間の全国平均で上記の数字ですから、これまでのネット回線と比べて間違いなく速いです。

 

 

v6プラスはどうやったら使える?

 

v6プラスが使えるネット回線は限られています。

 

まず、ADSLやケーブルテレビには対応していません。光回線でないとv6プラスは使えません。

 

 

光回線の中でも、ごく一部の光回線でしか使えず、さらに、対象の光回線の中でもプロバイダーによって使える/使えないがあります。

 

下記のページにv6プラス対応の光回線・プロバイダーがまとまっていました。

 

 

【おすすめはココ!】v6プラスが利用できる「光回線/プロバイダ」と「料金」一覧

 

 

上記ページにある光回線・プロバイダーを選べば、v6プラスを使うことができます。

 

 

中でも、実際の全国平均速度を公開している「GMOとくとくBB」というプロバイダの「ドコモ光」は、確実に速い上にv6プラス対応済みのWi-Fiルーターが無料などの特典が多いのでおすすめです。

 

詳しくは、GMOとくとくBB×ドコモ光が評判の理由を解説したページがあるので、こちらも読んでみてください。

 

 

GMOとくとくBBは、フレッツ光のv6プラス対応も行っていますので、フレッツ光を使っている方にはそちらも良さそうです。